星屑スキャットのライブに行ってきた話

人生で2回目のライブに行ってきました。

初は東京ゲゲゲイというダンスパフォーマンスが特徴的なグループの。

私はオネエ様にしか興味がないのだろうかと一瞬思ったが、多分歌謡曲とかダンスっていうのが好きなんだと思う。きっとピンクレディーを踊れるほど好きな母親の影響。

 

www.hoshikuzu-scat.com

 

ミッツ・マングローブギャランティーク和恵、メイリー・ムー三人の女装家のユニット。

初めて星屑スキャットを知ったのは、東京MXTVで年末年始にやっていた「おママ対抗歌合戦」という、全国のスナックとかのママたちが出場する特別番組を家族で見ていた際オープニングで彼女たちが歌っていたこと。なんで家族揃ってジャニーズでもNHKでもなくMX見てたのかは覚えてない。

あ、いいなと思いその後YouTubeで動画を片っ端から見てみた。すぐ情報得られるっていい時代。

で、その後先月のまたMX五時に夢中を見ていた際、ミッツさんが宣伝してるのを見て(そうだ星屑スキャット良かったよな)とチケットを購入した。1人暮らしである程度自由に金を使えるって大人になったなと思いつつ行動力のあるニワカ。

 

当日、会場の赤坂BLITZに着くと、夫婦で来てる人、お姉様、仲間同士で来てる人、概ね4ー50代が大半といった感じ。歌謡曲世代だもの当たり前かしら。

でも我と同じく20代くらいの人もちらほら。みんな五時夢見てるんだろうか。

赤坂BLITZワンドリンク制と聞いてたけど、どこで金払うのかと思いきや入口入ってすぐ500円を出すように言われ、ドリンクチケットに引き換えられる。で、中でドリンクの列に並び、プラスティック製カップに入ったドリンクをもらう。ライブハウス初だから知らなかったけど、そういう流れなのか。

で、どうすりゃいいんだろうこの蓋のないドリンク。絶対会場入ったらこぼすやつと思い飲みながら待合所をうろついた。めっちゃ花がある。MXとか芸能人とかTV番組とかお姉様とか。

余談だけど(余談しかしてないけど)案の定中年多めかつ最初にドリンクもらう式だから、ライブ途中めっちゃトイレに行く人がいらっしゃったのが印象的。ペットボトルじゃダメなのかしらね、ワンドリンクって。

 

ライブが始まり、一曲目、持ち歌だろうとおもいきやこのイントロは少年隊の「君だけに」。さすがのチョイス。

ライブは持ち歌を中心に他にもマッチとかララバイとかあーどっこいとか歌謡曲世代が聞きまくったであろう曲を披露。どれも有名な曲だけど三人のハーモニーで聴くとまた違った印象になるんです。

こう、歌い方の魅力を文にしようとしてみたのですが、よくある自称音楽ライターがネット記事に書いてるやつってすごく胡散臭いしわざとらしいし使われまくった表現で書かれてるのがすごく個人的に気に入らないので諦めました。聴きゃあいいんだよ。

 

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 トークは話し慣れてるミッツを中心に進んでいく。

私は二階席でしたが、一階席、特にステージ前はグッズやペンライトをお持ちの熱心な方々が多く、トークや曲のフリやノリも慣れてらっしゃる。

ライブ後半にミッツが新曲を出したことに触れ、熱心な方々もフー!と盛り上がり、「配信始まったけど聴いた?」と尋ねると

熱心な方々がちょっと静かになった。

まじかよ。

なんで一回席抑えてTシャツ着て半蔵門シェリ踊れるのに新曲聴いてねぇんだよ。

五時夢見て来たニワカこと私でさえ新曲はもちろん全曲聴いているのに。

ハッと気づいた。

配信に疎い世代なんじゃねぇか?

謡曲世代といえば曲イコールディスク世代じゃない。私の両親だって配信?ってくらい一切手出ししてないじゃん。

たぶんそうじゃない?と思いながらそれを言い合うだれかもいないまま1人でそういう事にした。

ライブは途中衣装チェンジの間をストーリー仕立てにナレーションを流し演出してみたり、アンコール長いなと思ったら凝った演出してたりととても楽しかったです。

次行くなら母親を連れて行って、あの曲はああとかやっぱ聖子より明菜だとか言い合ってみたいなとおもいました。誰か趣味合う人と一緒にライブに行きたい。